近所の住人の憩いの場として愛されている公園。
どの地域にも大小様々な公園があるかと思いますが、公園は毎日誰かが利用するということもあって汚れが蓄積してしまいがちです。
近所を歩いていて、「この公園かなり汚れているな…」と感じることも多いのではないでしょうか?
遊具などが汚れてしまっている場合はもちろん、トイレなどが汚れてしまっていると衛生的にもあまりよくありません。
小さなお子さんがいて、そのお子さんをできるだけ綺麗な公園で遊ばせてあげたいと考える親御さんも多いかと思います。
そこでこの記事では、公園の遊具やトイレ、その他の設備を掃除する方法について詳しく紹介していきます。
公園を綺麗にして気持ちよく使いたい、使ってほしいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
公園にはすべり台やブランコ、ジャングルジムといったさまざまな遊具がありますが、毎日のように多くの子どもたちが遊ぶということもあってかなり汚れが蓄積してしまっていることが多いです。
また、最近は公園の遊具に付着したウィルスにも注意しなくてはいけません。
ですので、これから紹介する方法を参考に、しっかりと公園の掃除をおこなってみてください。
人気の遊具であるすべり台を例に、公園の遊具を掃除する方法を紹介していきたいと思います。
まず始めに、公園の遊具についている大まかな汚れを落としていきましょう。
ほうきなどを使ってホコリやゴミを落としていきますが、大きすぎると取り扱いづらくなってしまいますし、細かな部分がうまく掃除できなくなってしまうので、ちりとりとセットになっているような小さなほうきを用意しておくといいかと思います。
ほうきであらかたホコリやゴミを落とすことができたら、クリーナーを使ってこびりついた汚れを落としていきましょう。
使用するクリーナーは、中性洗剤や住宅の床を拭く用の洗剤、車の洗浄に使用する洗剤などで構いません。
しっかりと泡立て、雑巾やスポンジなどで遊具にこびりついてしまっている汚れを落としていきましょう。
後は、バケツに溜めるなどした水を使ってクリーナーを洗い流していくだけです。
使い勝手がいいので、じょうろなどを用意してもいいかもしれませんね。
これらの工程が完了したら、しっかりと乾燥させていきましょう。
公園の遊具の掃除は、洗剤と水で洗っていくということもあり、乾燥させる時間が必要になってくるので、子どもたちが遊ばないであろう夜間のうちや早朝のうちにおこなうようにしましょう。
公園の中でも特に汚れてしまっていると言えるのが、トイレです。
公園のトイレは子どもたち以外も利用しますし、公園の場所によっては1日の利用者がかなり多くなってしまうこともあるので、かなり汚れてしまっていたりします。
とはいえ、衛生面を考えた場合、それらの汚れを放置しておくのはあまり良くないので、しっかりと掃除して衛生的な状態を保ってあげましょう。
公園のトイレの掃除をおこなう場合は、まず、トイレットペーパーなどの備品をトイレの外に出しておくところから始めましょう。
トイレットペーパーなどの備品を濡らしてしまうとトイレに入れなくなってしまうので、少し面倒に感じるかもしれませんが必ずおこなうようにしてください。
次に、大まかなゴミを取り除いていき、あらかたゴミを取り除くことができたら、床をほうきで掃いていきましょう。
砂などの細かなゴミがある状態で水をまいてしまうと排水溝がつまってしまいかねませんので、必ずほうきなどでゴミを取り除くようにしてください。
ホコリや砂などのこまかなゴミを取り除いたら、水をまいて掃除していきます。
この際、高圧洗浄機があるとかなり効率が上がるので、高圧洗浄機を用意しておくことを検討しましょう。
また、高圧洗浄機を使えば、便器や床、壁にこびりついているような頑固な汚れも難なく落とすことができますし、手を汚さずに掃除を進めていくことができます。
高圧洗浄機を活用すれば、便器に手を入れて洗わなくて済みますし、デッキブラシでこする必要もありません。
ベンチが設置されている公園は多いかと思いますが、常に雨風にさらされているということもあって、ベンチも汚れが蓄積してしまいがちです。
ですので、ベンチを掃除する方法についても紹介しておきたいと思います。
ただ、ベンチを掃除する場合は、使用されている素材に注意しなくてはいけません。
ベンチの座面には木材が使用されていることが少なくありませんが、それらの木材に対して洗剤を使ってしまうと木材が傷んでしまいかねません。
また、木材を腐らせてしまう可能性があるので、水拭きも避けるべきです。
公園のベンチを掃除する際は、乾いた雑巾と濡らした雑巾を用意しておきましょう。
木材の部分は乾いた雑巾で、手すりなど、金属やアルミ、プラスチックが使用されている部分は水振きで綺麗にしていきます。
金属やアルミ、プラスチックなどの素材に対しては洗剤やクリーナーを使用しても問題ありませんので、それぞれの洗剤やクリーナーの正しい使い方にそって綺麗にしていきましょう。
公園の遊具やトイレを掃除する方法について詳しく紹介してきましたが、小さな公園ならまだしも、大きな公園の遊具やトイレを掃除するとなるとかなりの重労働になってしまいます。
手間がかかってしまうのはもちろん、時間もかかります。
公園の規模によっては一日では終わらせられないかもしれません。
また、普段から手入れされている公園でない場合かなり汚れが蓄積してしまっているため、一般の方ではうまく対応できない場合もあります。
ですので、掃除の専門業者に任せるということも、ぜひ検討してみてください。
プロに任せる場合、多少費用がかかってしまうことになりますが、全てお任せできるので手間も時間もかかりませんし、何よりしっかりと綺麗にすることができます。
プロの方は高圧洗浄機などの道具を使って掃除を進めていきますし、技術や経験もあるので、汚れの落ち方が段違いです。
ですので、公園の掃除をプロに依頼するという方法についても、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?